コンデンサーチューン

 電解コンデンサーを使った自作バッテリーチューンを試みる。走行中のバッテリー電圧の振れをコンデンサーで吸収することで点火系への供給電圧を安定させ、馬力アップ・燃費の向上・オーディオの音質アップ・バッテリーの寿命向上・・・ etc. 様々な効果が期待できるという。
 容量が大きいコンデンサーは高回転域、小さいものは低回転域用。多段にすることで全域をカバーできるらしい(本当か?)・・・ということで、リッチに合計8個の大小コンデンサーを使って全回転域バージョンを作ってみる。

 コンデンサーは25Vのものを4種類(470,1000,2200,4700μF)。容量に余裕を持たせる為、デュアルにしてある。非常事態でも電源がカットできる様、ヒューズとスイッチを付けることにした(=かなり弱気モード)。

 部品は普通の電子パーツ屋さんで揃うはずだ。ちなみに今回はすべて大須の電気街で調達。概ね2000円位だ。
 ユニバーサル基盤の上に並べコンデンサーを並べ、裏側で足を曲げて(+)同士・(−)同士の足をそれぞれハンダ付けするだけ。(+)側にはヒューズとスイッチを取り付け、耐熱ケース(エンジンルーム内はかなりの高温雰囲気だ)に入れて出来上がり・・・のはずだったが、ここで緊急事態発生。
 コンデンサーの背が高過ぎてケースの蓋が閉まらない。 (ToT)
 どう頑張っても無理な物は無理。仕方がないので急遽100円ショップに走り、ちょうど良い入れ物を探す・・・
 あったぞ。ぴったりのものが。
(しかも3個で100円)
・・・レンジでOKだったら一応耐熱には違いない。なんかパーツが新鮮な状態で維持できそうだし、と自分に言い聞かせる。
 気を取り直し、穴を開けスイッチを取り付け完成。今一つ迫力に欠ける外観となったが仕方がない。これをバッテリーに接続。PTのバッテリーはエアクリーナーの下にあるので、一旦エアクリーナーを取り外し、ターミナルへ配線を直結する。

 いよいよ試運転。その体感効果は?微妙(きっぱり)。
 電圧の振れ幅が小さくなった様な気がしないでもないし、オーディオの音が良くなった様な気もしないでもない。これってやっぱりプラシーボ

※注意
 電解コンデンサーは寿命があり最悪車内で破裂する可能性も。通常オープン側に壊れるはずだが、走行トラブルが発生する危険性も無いとは言えない。くれぐれも実行は自己責任で。
 コンデンサーは耐熱温度毎にいくつかグレードがあるので、自動車専用のものを選択するともうちょっとは安心かも知れない。


↓市販品例。シガーソケットに差すだけの簡単タイプから種々揃っている。


↓2輪専用もある。


↓自作したいときは通販で揃えると楽チン。コンデンサーのセット売りもあり。


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