キーレスリモコン改造

↓通称「ゾウリムシ」。初期形だ。

 ディーラーからも予め言われてはいたのだが、キーレスリモコンの電波の飛びがあまりにも悪いので早速改造。検索してみるとBBSやホームページで様々な方法が紹介されており代表的なものとしては

 (1)チップ抵抗を交換

 (2)チップ抵抗を鉛筆でなぞる

 (3)受信側センサー位置を変更

あたりか。(2)は動作が不安定・キーが壊れた人もいるらしい、(3)はダッシュボードを外すのが大変そうなので(1)でトライ(ディーラーもお薦め)。

 この為だけにチップ抵抗をわざわざ買うのも・・・という訳で壊れたノートパソコンの基盤から外す。必要な10kΩ前後の抵抗は結構付いている。ちなみにオリジナルを実測したところ62.4kΩ。これをより小さな抵抗値のものに換えれば、抵抗知に反比例して遠くまで飛ぶ様になる。

 チップ抵抗には3〜4桁の数値が表記されており、3桁の場合は左から2つが抵抗値の有効数字で右端の一桁は後に続く0の数となる。例えば12kΩの場合は123(12×1,000),10kΩの場合は103(10×1,000)だ。

 外し方は簡単で、ピンセットをガスコンロ等で赤熱するまで炙り、抵抗の両端のハンダ付け部を挟むと数秒で半田が溶けて外れる。取り付ける際は抵抗を乗せ、両端を順に半田ごてで過熱すると残った半田が溶けてくっつく。

 私のは12kΩ,女房のは10kΩに変えた。どちらも30mは楽勝で飛ぶぞ。

 但しこの改造後でも時々ほとんど飛ばなくなることが。まだ断定はできないのだが、ドアを開けたままエンジンを掛けてアラームが出た後やエンジンキーを回すときACCに入れたとか、普段はやらないある特定のキー操作を行ってしまった後に駄目になる様な気がする。ROMにバグがあるのでは?

 その後、受信機側が故障し、現行形(ひょうたんではなく四角)にシステム総取っ替えになった。こちらの方はそれなりに飛ぶ様になっている。
 裏面を見るとダイムラークライスラーのロゴに加え、三菱のスリーダイヤ・マークとオムロンの文字が。
 電池交換の際はネジを1本外し、真ん中から割る。ボタン電池の型式はCR2032×1枚。

※抵抗値によっては電波法上問題となる可能性がある。実施はくれぐれも自己責任で。

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