- 聖地・鈴鹿サーキットへ行こう -


 春はSUPER GT、夏は8耐・Pokka GT、秋はF1(’09年より復帰) 、冬はマラソン(?)と、鈴鹿サーキットは一年中イベントだらけだ。ビッグレース時は大混雑するのでちょっとした事前準備と観戦テクニックが重要。

 ’10年、熱中症対策の新兵器「冷水スカーフ」&「熱とリバンド」

- 事前準備(8耐の例) -
 お薦めの持ち物リスト(夏バージョン)だ。Aランクのグッズは必須。レーサー達と共に暑さと戦おう。
アイテム 備考  必要度
チケット これがないと始まらない
チケットホルダー 首から下げるやつ
ラジオ FM
レジャーシート 大きめのもの
クーラーボックス 冷凍ペットボトルを仕込みます
帽子 無くてもサーキット内で結構貰えたりするが 
日焼け止め 逆パンダ焼け防止に 
飲み物 ペットボトルごと冷凍しておこう
タオル 何かと必要
キャリアカート これだけの装備はキャリアなしで運べない
携帯 予備電池・電源確保も忘れずに
クッション シートは固いぞ 
ゴミ袋 コースにゴミを飛ばさない様、まとめておこう 
パイプイス 折り畳み(席でないところで観るのには必須)
サングラス 逆パンダ焼けに注意
食料 おやつ、おにぎりなど
マジック ピットウォークで選手にサインを貰おう
雨具 傘は後の人の迷惑になるのでやめよう
双眼鏡 鬼の様な動体視力がないと役に立たないかも 
目薬、バンソウコウ あると訳に立つことも 
首に巻く熱中症対策 すばらしい技術だ



● チケット&チケットホルダー ●
 指定席エリアから出入りするときとか、遊園地とサーキットを出入りするときなど、何かとチケットの提示を求められる機会が多いので、首から下げるタイプを持っておくと便利。場内で購入可能。観戦券と指定席券を背中合わせに入れておけば両方を見せられる、両面が透明なタイプがお薦め。

 チケットはサーキットから直接ネットで購入可能。遊園地乗り放題券付きチケット等、お得な企画もあり。申し込むとカード支払いの場合は引換券が宅配便で送られてくるので、当日事前に遊園地ゲート右側のテントで引き換えてからゲートへ。現地支払いの場合は注文番号、名前、電話番号を 。注文時の画面やメールをプリントアウトして渡すのが簡単。
 選手にばったり出くわしたときにはサインブックの代わりにもなる。

● ラジオ ●
 レースの状況はサーキットビジョンと場内放送で知ることができるが、一旦レースが始まると放送は爆音にかき消されほとんど聞こえない。FMラジオ(87.0MHz)で聞くことができる。もちろんヘッドフォンは必須。電池のチェックも忘れずに。

● レジャーシート ●
 あまりにもの暑さにのびる息子(8耐にて)。 レジャーシート一つあればお昼寝も可能だ。ただのビニールシートよりクッション・断熱材入りのものが良い。

 翌日の決勝に備えて、前日の予選の後に席に物を置いて場所取りをするのはやめよう。夜間に撤去されてしまうので無駄。

● 日焼け止め ●
 うっかり塗り忘れると・・・大変なことに。

 時計を外すと逆パンダ焼けが出現。
 サンダル焼けも油断してはいけない。

● 飲み物 ●
 8耐はコカ・コーラ(普段はペプシ党なのだが)、SUPER GT はポッカと、スポンサー殿に敬意を。
 2Lのペットボトルを2本冷凍庫で凍らせ、タオルに巻いてだっこ。炎天下でクーラー代わりに(ねもとさん、裏技のご指導ありがとう)。開けるときに中身が吹き出すので注意。もう一本はクーラーボックスの保冷剤代わりに、そして交互に取り出しちょっとずつ融けてきたところをちびちびと飲みながら観戦。レース終了まで冷たい飲み物が確保できるのだ。(容器が破裂する危険性があるので、実施はあくまでも自己責任で)
 場内をうろうろするときはペットボトル・ホルダー(写真左)。両手が空くので便利。良くディズニーランドで売ってるものを愛用。
 場内でも入手は容易。ひいきのチームロゴ入りのものはサーキット限定だ。

● クーラーボックス ●
 凍らせた飲み物はクーラーボックスに入れて持ち込む。テーブル代わりにもなるので何かと役に立つ。キャスター付きの引きずれるタイプ(↓コールマン)が気に入っている。

● 携帯 ●
 ネットでタイムテーブルやレースの状況確認に便利。8耐では昨年あたりから画面の照明をかざし、夜間ゴールするライダー達を迎えるという使い方も(ペンライトのノリですな)。スタンドに無数の光が揺れる様は圧巻。

● 宿泊 ●
 F1になると鈴鹿市の人口が倍に膨れあがる位なので宿泊の確保は極めて困難。お隣の四日市ならまだ良い方で、名古屋も一杯に。周辺や場内のキャンプ場も可能だが最悪の場合はマンガ喫茶で夜を明かすという技も(歩いて行ける範囲に結構あり)。場内駐車場は夜間通しでの駐車も可能で最悪車中泊と言う手もある。レストランや温泉などのサーキットの施設も遅くまでやっている時もあり意外と夜間も便利なので、駐車場でオートキャンプ状態の人たちも結構いたりする。
 狙い目は湯の山温泉。意外と電車(近鉄)でのアクセスが良い。

● クッション ●
 炎天下の指定席の表面は目玉焼きが焼けそうな位熱い。ウレタン製の軽いものか、空気で膨らませるタイプがお薦め。これも場内で入手可能。

● 雨具 ●

 場所によって天候が異なるのは良くあること。サーキット内の天候は変わりやすい。天気予報は良くチェックしておこう。道が泥でぐちゃぐちゃになるのでそれなりの靴で。ヘアピンやスプーンカーブまで行こうものなら偉い目に遭うぞ。お薦めは防寒着にもなるポンチョだ。後ろの席の人にも迷惑が掛からない。


● 食料 ●
 本田宗一郎氏の「サーキット内の飲食物は市中価格にせよ」という一言で、比較的サーキット内外での食べ物の販売価格はリーズナブル。メニューも充実しているので通常は特に困ることはないのだが、ビッグレースのお昼時になると長蛇の列になるので注意が必要。並んで待っている内にレースの良い場面を見逃したりしてしまうので、事前に買い込んで席に持ち込んでおく方がベターだ。
 場内で入手するのであればステーキハウス神戸屋の焼き肉ランチ(¥650)がお勧めだ。回鍋肉を丼にした感じでなかなか旨い。大盛り(¥750)はボリューム満点。

● マジック ●
 ピットウォークでピット内をうろうろしていると、選手のサインが貰えるチャンスが結構あったりする。そのチャンスを逃さない為に携帯しておこう。
 脇阪寿一選手のサイン('06/08ポッカ1000kmピットウォークにて)。
 高木虎之介選手のサイン('06/08ポッカ1000kmピットウォークにて)。

● 「冷水スカーフ」&「熱とリバンド」 ●
 8耐では気温40℃超えは当たり前、路面温度に至っては65℃オーバーだ。熱中症対策アイテムも毎年進化している。’10年の超お薦めグッズは「冷水スカーフ」&「熱とリバンド」。保水力のある布に水を染み込ませ首(または額)に巻くと、気化熱でひんやり。4〜6時間持続する。冷凍庫で凍らせるタイプと異なり、効果が切れても水に浸すだけで復活するという優れものだ。

 KIRIBAYASHIのものと白元のものを試してみたが、どちらも効果には特に差異なく良好。いずれも薬局で手に入る。

- レース当日(ルート) -
[行き]
 公共機関を使う場合の一般的なルートは、近鉄白子駅→シャトルバスorタクシー→サーキットであるが、ビッグレースでは待ち時間が半端じゃない。車に乗ってからも渋滞が続くのであきらめて歩く人もいるが近鉄白子駅〜サーキット間は約5km。1時間近く掛かる。(それでも車よりは早いが)
 裏ルートは白子から2つ名古屋寄りの伊勢若松駅で鈴鹿線へ乗り換え、終点の平田町で下車しサーキットまで歩く。
 ここからだとサーキットまで3.2km。だいぶ楽にはなる。この駅で降りる人は少ないので電車は行きも帰りもガラガラだし、運が良ければ待たずにタクシーが掴まったりすることも。とりあえずタクシーに乗り渋滞にはまったら降りて歩くのも手だ。平田町駅からシャトルバスが出るときもある。
 車の場合、サーキットの駐車場(一回1,000〜3,000円)は直ぐに埋まってしまうのでお早めに。車で出入りしたいときは出入り自由の民間駐車場もあるのでそちらが便利(周辺の畑や田んぼが臨時駐車場に)。通りで旗を振って誘導してるので場所は直ぐに分かるだろう。料金も連泊だと安くしてくれたりする所もあるので、何カ所か回ってみてから決めると良い。やはりサーキットから遠い程安くなる傾向だ。 出入り自由の駐車場でも戻ってみたら他の車がいたりするトラブルもある様なので、出るときは何か目印を立てておくと良い。

[入場]
 サーキットゲートを抜けたら左=東コース、正面=グランドスタンド、右=西コースとなる。サーキットゲートは半券切り待ちで大混雑。突破するのにかなりの時間を有する。西コースに行くのであれば、遊園地正面ゲートから入り(レース観戦券を見せるだけで入ることができる)、ちょっと戻り気味に右手へ進むと歩道橋があるので渡ると最終コーナー付近へ出ることができる。東コースへは茶色の歩道橋を渡ったらひたすら道なりに進む。

[帰り]
 白子駅までのシャトルバス・タクシーの待ち行列は、それはもう大変なことに。やはり駅まで歩くのが最も早い。新幹線乗り継ぎの為名古屋に出るのであれば(10分程度しか所要時間に差がないので、無理に白子から近鉄特急に乗る必要もない)上記の徒歩〜平田町〜伊勢若松〜名古屋ルートがお薦めだ。時間は掛かるが普通電車に乗ったりすると、行き帰り座ったままの移動も可能だ。

− ピットウォーク −
 ピットをうろうろしていると・・・スポンサーの皆さんから、シール・帽子・旗・うちわ・携帯クリーナー・ミニカー・・・色々なグッズが貰えるのだ。通常はチケットが必要なのだが、お子様連れだと無料の「キッズ・ウォーク」の様にお得な企画もあるのでチャンスをお見逃し無く。

− お土産 −
 8耐限定の「バイクのりせんべい」。でっかいぞ。

− 観戦ポイント −
 グランドスタンドは高い割りに意外とつまらない。決勝のスタートとゴールだけ見たいと割り切れば別だが、耐久の様に周回自体を楽しみたいのであればお薦めポイントは・・・

(1)B席(1階)
 天候が微妙な日は雨の日も快適なのB1席の一階上。二階席がちょうど屋根になる。売店・トイレも真下にあり便利だ。但し、金網越しの観戦になるのがイマイチ。

(2)B席(2階)
 B1席と同様、コントロールラインから第一・第二コーナー〜S字〜逆バンクまで東コースのほとんどをフェンスなしで展望可能だ。高さがある分、更に展望は良い。なるべく前の方がコースに近付けてGood。照明の電柱が立ってるので邪魔にならない場所を選ぼう。ここはコースアウトが激しいポイントでもある。双眼鏡があるとスタートのイベントやピットロードからのコースイン状況も見ることができる。逆に涼しいのは最上段の看板下。時刻に寄っては日陰ができるのだ。但し、雷雨になりと雷が落ちそうで生命の危険を感じる。

(3)スプーンカーブ(L・M・N席)
 あのセナが神を見たという伝説のコーナーだ。ここも車のスピードが落ちるので一台一台じっくり観ることができて楽しい。下の方はフェンスの網が邪魔なのでなるべく上の席を取ろう。200R出口からバックストレッチ入り口まで見渡すことができる。
 問題はゲートから最も遠い位置である点。最果ての地とまで言われているポイントだ。サーキットに入ってから険しい道をたっぷり30分間は歩き続けないとたどり着けないが、その分、チケット価格は低め。最近はスプーン・ゲートが新設されたけど、ゲートまでも遠いんだよなぁ。

(4)シケイン(Q席)
 ここはカシオトライアングル(シケイン)〜最終コーナー〜コントロールラインまで見通せる。ピットロードも目の前なのが密かなポイント。ピットへ向かう車をじっくりと観察できる。ここもフェンスが邪魔なのでエリア指定席の場合はなるべく上の方に席を取ろう。

(5)西ストレート(O席)
 200Rを過ぎると左手にあるトンネルを潜ってすぐ右の斜面。左端の低い位置の席からだと、フェンスの切れ目よりスプーン出口〜バックストレッチを見渡すことができる。この位置もスプーン並みに遠い場所なので結構空いている。K席用のサーキットビジョンも観えたりする。向こう側にヘアピンへ向かう車がちょっと見えるので、爆音からそろそろくるぞ〜と心の準備もしやすい。

(6)ヘアピン(I席)
 マニアに人気が高い。いつも速攻で売り切れるのでここで観たことはないなぁ。ヘアピンは急減速、急加速が見られる。GPエントランスから微妙に遠いのでコストパフォーマンス的にバランスが取れていると思う。


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