大盛焼豚 大ブタ 総合評価:★★★★
ラーメン二郎 品川店(東京都品川区)
2008/12/18

 大盛りラーメンと言えばここは外せないであろう。"ジロリアン"とも呼ばれる熱烈なマニア達に支持され続ける、ラーメン二郎である。ちょっとググると二郎を愛するサイトは山ほどヒットするはずだ。
   三田本店を攻める予定であったが、営業時間の都合で品川店を訪れた。オフィス街に唐突に出現する、いかにも鄙びた黄色の看板が目印だ。

 これでも各支店の中では新しい方みたいだ。


 平日でも行列が出来ているのでお店の発見は容易である。夜は交差点を挟んで斜め向かいにあるローソンを目指そう。
 さて、作法の説明だ。
(1)入り口左の券売機でチケットを購入。
(2)行列に並ぶ。
(3)座ったらチケットをカウンターへ置く。
(4)出来上がる少し前にトッピング(無料=おやじの愛)を何にするか聞かれるので、リクエスト。
(5)殺伐とした雰囲気の中、背後の行列からの無言のプレッシャーに堪えつつ、頂こう。
 トッピングの注意点。脂多めをオーダー時は席に着いた際に自分から申告しておくこと。
 チケットはメニューによって色が異なるプラスチックの板だ。「品川店は比較的盛りが少な目」という女房からの情報を信じ、大盛り&ブタ入りの証しである黒いチケットを連れと共に握り締めしばし列に並ぶ。

 基本的なメニューは、麺の大盛り・小盛り、ブタ(チャーシュー)入り・なしの組み合わせになる。不思議なことに普通盛りは存在しない。
 店内を覗いてみると・・・山盛りの野菜が載った赤い丼と格闘するマニア達で一杯だ。う〜ん、大盛りに野菜のトッピングは量的に厳しいなぁ。あんな大盛りを果たして食べ切れるかどうかを悩みつつ、ドキドキしながら待っていると順番が回ってきた。久々のプレッシャーだ。

 まずは連れが先にカウンターへ。ここですかさず彼は小盛りに変更(裏切ったな!いくたさん!)。そしていざカウンターへ。トッピングは量的に無難そうなニンニクとした。

 そして大盛りの登場だ・・・なんか周りと丼の色が異なる、洗面器の様な物体がやってきた。

 う〜ん、でかい!でか過ぎる!しかも重い!皆が食べていたのは小盛りぢゃないか。

 あたかもうどんの様な独特の極太麺である。野菜炒めの中からは軟らかいチャーシューがいくらでも出てくる。いくら食べ進んでもなかなか汁に辿り着けない。そこでまずは伸びるとかなり危険そうな麺の方を積極的に掘り起こしながら先に片付ける戦略に切り替える。
 食べるのが遅いのでいつも食べながら麺が伸びて増えてしまう、ラーメンが苦手な娘の気持ちが良く分かった。今でせかしてばかりいてごめんよ〜 (ToT)


 「これはラーメンではなく二郎という食べ物だ」と言われているのも頷ける。決して一般向けではない、ある種のマニア向けの味である。次回は小盛り+野菜にしておこうと固く心に誓った。
 ※ 2008/12/18 再訪※
 「二郎から大盛りメニュー消失!」という噂が流れていたのだが、品川店では健在の様である。

 とは言え前回で学習していたので、今度は迷わず小盛りをチョイス・・・でもこれのどこが小盛りなんだ?! orz
 横から(トッピングはブタ+野菜)。あたかも表面張力を彷彿とさせる、どんぶりからはみ出している部分の体積がまた凶悪な概観である。
 ちなみにこれは最もスタンダードなメニューとなる(無印)小盛り。でも十分な破壊力である。

 次々回は・・・やはり「野菜ダブル」か。
 

大盛り度★★★★★ 価格★★★☆☆ 味★★☆☆☆ 接客★★★☆☆
ファミリー度
☆☆☆☆☆ リピート度★★★★

[DATA]
店名:ラーメン二郎品川店
住所:東京都品川区北品川 1-18-5 (最寄駅:JR品川駅(徒歩15分) )
電話:03-3474-4026
営業時間:11:00〜14:30,17:00〜21:00 (土曜日〜14:00)
定休:日曜・祝日(不定休という説もあり)
価格: 普通盛 小 600円、普通盛焼豚 小ブタ 700円、普通盛焼豚大 小ダブル 800円、
大盛 大 700円、大盛焼豚 大ブタ 800円、大盛焼豚大 大ダブル 900円、煮玉子 100円、
トッピング各種(野菜・アブラ・ニンニク・辛め) 無料

駐車場:なし

 
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